2022/12/01

株式会社カイトー商会の米本さんを取材しました!

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経歴を教えてください。

大学に落ちて製菓の専門学校に入学し、卒業間際に中退したのちカイトー商会に入社しました。

社会人経験はカイトー商会が初めてで、202210月で入社して10年たちました。

現在のお仕事内容は?

今は取締役部長兼札幌支店長になりましたので、釧路本社にて新築住宅建築のマネジメントと、札幌支店では新規事業として弊社の特許取得のシステムである「BAQOOL」を全国各地のビルダーさんへの導入事業を行っています。

BAQOOL」というのは、もともとカイトー商会が住宅を始めるキッカケとなった、機械設備を用いずに自然な空気の流れだけで家中を換気する 「パッシブ換気」をベースにした技術をよりブラッシュアップして釧路で住宅を建てていた時に、()ATTAKAIDOさんと一緒にブランディングした住宅ブランド「なぎの家」の技術の根幹である部分をシステム化したものです。

いわゆる「自然換気システム BAQOOL」として現在全国のビルダーさんに対してご提案させていただき、導入していただいています。

それらの業務内容としては温熱環境、換気環境の設計・管理業務に加え、釧路本社にて行ってきたZEH住宅を推進するノウハウ等を用いて、「BAQOOL」を導入していただいたビルダーさんへの技術、営業支援を行なっています。

趣味や、休日は何をしていますか?

趣味は今年から本格的に始めたのですが、マラソンです。

先日初めて北海道マラソンに出場し、無事に完走することができました。

また、こちらも始めたばかりですが、休みの日はゴルフ等で体を動かしています。

最近の悩みはありますか?

最近は支店が開設したこともあり、業務が多岐に渡ることでコントロールが少し難しくなってきているので、メールチェックなどの対応が少し遅れてしまうことがあるんです。

どうしても物事の優先順位をつけて動かないといけないとなった時に、優先順位の低いものが抜けてしまうことがあってそれに対して関係している人達に迷惑をかけてしまうことが悩みですね。

ご自身の個性やこだわりはありますか?

私の個性は、とにかく良い人に恵まれるところですね。

本当に人に恵まれるので、圧倒的にそこが個性だと思っています。

こだわりは負けず嫌いなところだと思いますね。

昔から良い意味でも悪い意味でも気が強いというか、「どうせやるんだったらやっぱりどこかしらで勝ちたい」と思っているので、住宅で言うと「性能」や「パフォーマンス」の部分に一番こだわりを持ってやっていますね。

家づくりの楽しいところは?

いろんな繋がりができるところです。

建ててくださったお客様とのやりとりとか、その先のお子様も含めて成長を見られたりするとやっぱりすごく楽しいですし嬉しくなりますね。

自社の社員とも言っていたんですが、お客様に満足していただく家をつくるのは絶対条件で、その先に繋げていくというのはそれ以上の+αの価値をお客様に感じてもらわないといけないと思うんです。

私はこの+αが先程言った繋がりになっていくのかなとすごく感じていますね。

温熱へのこだわりはありますか?

温熱へのこだわりは、北海道科学大学の福島名誉教授の考えが元になっていますね。

温熱は限りなくやればやるほど良いもので、それの付加価値として間取りを自由にできるということだったり、快適に過ごせたりとかお客様にとって温熱や断熱とは関係ないと思うようなところにもどんどん結びついてきているのかなと思っています。

その中で社長も言ったように、断熱や住環境が悪いことによるクレームが当たり前のように住宅業界で起こっていること自体をカイトー商会は今変えていっているので、根本的な部分でのトラブルというのは本当にないですね。そこはすごくこだわっていると思います。

デザインへのこだわりはありますか?

間取りなどに関してはお客様のご要望を満たせるようになってきたなと私自身感じていますが、空間的なデザイン力でいうとやっぱりデザインが強い会社さんよりはまだ正直弱いなと思っていますね。

Instagramなどを見ていて、一発で切り取った写真の外観・照明・内装などすごく素敵だなと思うような工務店さんのレベルにはまだ自分では達していないなと思っています。

その部分はもっとブラッシュアップしていきたいですし、例えば自社がもっと良くなることによってそういうところをやってくれる仲間が増えていってくれたらというのを理想としていますね。

ネオマフォームについての印象はありますか?

断熱に関するもので単品の名前が出てくるものってそうないんですけど、その中でもダントツだと思います。

そのくらい浸透していますね。

トリプルサッシというキーワードがあっても単品の名前が出てきて「それを使いたい」というお客様はいないですけど、「ネオマフォームを使いたい」というお客様はいるので、それがすべてじゃないでしょうか。

「高性能断熱材といえばネオマフォーム」という唯一無二なものだと思います。

社長、従業員へ一言お願いします。

基本的には感謝しかないですね。

社長に関しては特に7年前成功するかもわからない事業に投資をしてくれたことや、その時に本当に自由にやらせてくれたということに対して本当に感謝していますし、だからこそしっかり数字として結果を出さなければいけないですし、それがないとやっぱりBAQOOLもできていないと思っていますね。

従業員に関しては本当によくこんなワガママな社長の息子に付いてきてくれているなと常々感じてはいますね。

私も感情的になりやすいのでちょっとしたことで言い合いになったりもするんですが、手前味噌ですが私がやっていなかったら絶対カイトー商会は今こうなってないということを必ずみんなが言ってくれたり、なんだかんだ言っても結果は出してきているのでついて行けばどうにかなるだろうと感じるということは言ってくれているので、そこを私はちゃんと感じながら仕事をしないといけないなと思っています。

あとは欲を言うなら、釧路の住宅という面で私がもう少し手のかからないところまで自分たちでブラッシュアップして欲しいなと思います。

今の棟数規模を私が居なくてもできるようになってくれれば、自社は更にすごく良い会社になると思いますね。

「こんなお客様はぜひ!」と思う方はどんな方ですか?

カイトー商会は唯一無二の工務店だと思っていますし、人との繋がりの中で自社がどれだけすごいことをしているかとか、私がやりたいことがどれだけ今の住宅業界に対して価値があるのかというところがようやく少し考えとして追いついてきたのかなと思っています。

今はBAQOOLをやっているのがすごく大きくて、いろんな建築屋さんの事情や話をリアルに聞くと皆さん同じような悩みを抱えていたり、東京で話をしたときにも第二・第三のカイトー商会のような会社をどんどんつくりたいとメーカーさんも感じているんだなと知って、自社で家を建てる建てないは別として自社の住宅に関する話というものを聞いて絶対に損はないと思いますね。

釧路で家を建てたいとか家のことを考えたいと思った時に、自社よりも話せる工務店は絶対にないと今は自信を持って言えます。

なので真剣に良い家を建てたい方には絶対にカイトー商会に来ていただきたいですね。

ぜひお待ちしております。